お断りとは?/ キャシング比較
[ 528] お客として
[引用サイト] http://www.studio892.com/gion/okyaku.html
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京都の悪口で一番最初に出てくるのが、この「一見(いちげん)さんお断り」ではないでしょうか。初めてのお客は受け入れないというシステムです。 今、祇園で純粋に一見が入れない店は、お茶屋と一部の料理屋ぐらいではないでしょうか。祇園にひしめくお店の数からすれば、それは数%にも満たないと思われます。しかし、その数%の中に花街があります。 のわからない一見さんだとトラブルの元になる」とか、「好みのわからない一見さんだと、もてなしのし様がない」とか、「秘守性が求められる場所に、身元不 勿論、それらも理由の一つでしょうが、私は「馴染みのお客さんに、気持ち良く過ごしてもらう為」だと思っています。 そこへ雰囲気の異なるお客が入ると、もう、酒場としてはだいなしです。馴染みのお客さんによっては、足が遠のいてしまう場合もあるでしょう。 得体の知れない一見を断って、馴染みのお客に店の雰囲気を保証しているシステム、それが、一見さんお断りなのです。 花街と関わる方法には色々あります。一番簡単なのが、お客として関わる場合ではないでしょうか。その場合、花街との接点がお茶屋(おちゃや)になります。 一見さんお断りのシステムで疑問に感じている人が多いと思います。「誰だって最初は一見のはず。それでは、今のお客はどうやって入れたの?」という疑問です。 実は、一見でも馴染みのお客と同伴ならば入れてもらえるのです。その代り、一見の人がそこで起こす不具合は、その責任の全てを同伴した馴染み客が負わなければなりません。 そうやって何度か通ううちに、「この人なら店を大事にしてくれる」と女将に認めてもらって、はじめて一人で通える様になるのです。 このお茶屋という場所は不思議なところです。通常の商取引ではお金を払う人が偉いものですが、ここで一番偉いのはお客ではなく女将です。 女将が威張ってるという意味ではありません。女将は常にお客が心地よく過ごせる様、気を配ってくれています。 ですから、お客が道を踏み外しそうになると、「○○するのは止めなさい。あなたには似合いませんよ」と注意を促してくれるのです。 お客の方も、女将が自分の事を気遣ってくれている事を十分知っていますから、「ん、そしたら止めとく」と素直に従います。 まるで、親が子供を叱る様ですね。これは、女将とお客との間に、商売以上の信頼関係が築かれているからこそできる事です。 その信頼関係がある以上、女将はお客を身内と思って接しているのではないでしょうか。だからこそ、お客はそこを居心地良く感じるのです。 花街には「ほうきのかみ」と呼ばれる言葉があります。「あの人は『ほうきのかみ』だから」と噂されれば、その人は祇園では既に死んでいます。 このルールは、一つの花街で一つのお茶屋、という事ですから、祇園に一軒、先斗町に一軒という場合は問題ありません。 また、普段、祇園のAというお茶屋を利用していている人が、Bというお茶屋を利用している人と一緒にBのお茶屋へあがるというのもOKです。但し、支払いはBを利用している人がする事が前提となります。 何故、このようなルールがあるのかは定かではありませんが、おそらく、花街の芸・舞妓デリバリー・サービスにその意味があるのだと思われます。 普通、とあるクラブにお目当ての女性がいるとしたら、お客はそのクラブへ行かなければなりません。他に好みの子がいれば、その子の所属するクラブへとハシゴする事になります。 しかし、花街の場合は違います。気に入った妓は、どこの屋形に所属する妓であろうとお茶屋へ呼べば済む話です。つまり、花街ではお茶屋をハシゴする必要が無い訳です。 とはいえ、「浮気は○○の甲斐性」などと言われますし、何にしろ皆さんこっそり励んでおられるのではないでしょうか。 芸妓が数人でグループになって、お座敷でちょっとしたパフォーマンスを披露するのです。ひらたく言えば学芸会の様なものですね。 祇園では、舞は井上流だけと決められていますが、この日ばかりは違います。他の流派の踊りでもお座敷で踊る事ができるのです。 とはいえ、披露する出し物は、事前に舞のお師匠さんに見せて許可をもらわなければいけないらしく、あまり突拍子も無いものは自粛されている様です。 お茶屋から次のお茶屋へ移動する時も、水戸黄門の衣装ですから、四条通を渡る黄門様ご一行を見かけると、つい吹き出してしまいそうです。 途中でご贔屓さんに出会ったりすると「おにいさん、おおきに」と挨拶しますから、やけにペコペコした黄門様は滑稽で見物でしょう。 馴染みの妓に会うたびに、「○日、お茶席当番なんどす。来とおくれやす」とせがまれ、「よっしゃよっしゃ、行ったる行ったる」などと好い加減な返事をしていると、お茶屋の女将から切符を渡されてしまいます。 いっその事、その時期には祇園へ近づかないという手もありますが、切符が突然郵送されてきたりしますから侮れません。 しかし、最近、特に多いのが、芸・舞妓を狙ったアマチュア・カメラマンです。始業式や八朔(はっさく)といったイベントになると、祇園はカメラマンで埋め尽くされてしまいます。 誰にも迷惑をかけずにシャッターを押すだけなら何も言いませんが、この輩達のマナーの悪さには閉口してしまいます。 群がって道路は閉鎖してしまうし、芸・舞妓にあれこれ注文する不躾な奴はいるし、たまたま通りかかった通行人にまで「邪魔だ」と文句を言ってきます。 「ほしたら、ちょこっと寿司でも食いに行こか」と連れ出した芸・舞妓と一緒のところをバシバシ撮られたりする訳です。 そして、知らない人のホームページへ知らないうちにその画像が掲載されたりして、全世界へ向けてヘベレケの恥ずかしい姿が発信される訳ですね。 芸・舞妓の肖像権は、かなり煩いのを肝に銘じるべきです。画像をうかつにホームページへ貼り付けたりすると、ある日突然、訴状が届いたり、手痛いしっぺ返しを食らうこともある様です。 あぶら虫とは、お茶屋の帳場などに上がり込んで、只酒を呑んでいる輩の事です。勿論、虫はお金を払いません。 あぶら虫レベルは、相手とかなり懇意な関係でないとできません。祇園に関わる上での究極の形といっても過言ではないでしょう。 祇園と関わる方法としては、お客としてが一番簡単な方法である事は書きましたが、その他にも関わる方法がいくつかある様です。 勿論、見知らぬ人から芸・舞妓が写真を受け取ってくれるはずがありませんから、芸・舞妓と懇意なカメラ虫仲間や、芸・舞妓が立ち寄る甘味処などの主人と仲良くなって渡してもらう様です。 とはいえ、その世界にも、プロやセミプロを頂点とした幾つかの派閥や序列がある様で、派閥間をのらりくらりしたり、先輩を差しおいて目立つ行動をとったりすると、ピシャリと手痛い仕打ちを受け、再起不能に陥る様です。 祇園内部の人と個人的なお付き合いをする為には、祇園の知識やルールを熟知しておく必要があるからです。つまり、かなりの高等テクニックが必要とされます。 その時期を決めるのは、屋形のおかあさん(女将)と、お姉さん芸妓だそうで、おぼこい(幼く見える)妓は、二十歳を過ぎても「なかなか、襟替えさしてもらえへん」とブーブー言っていますし、えずくろしい(大人っぽい)妓は、二十歳前でも襟替えしたりします。 舞妓にとって襟替えは重要な儀式で、襟替え前の一週間ぐらいを、黒紋付の着物と、お歯黒、さっこうと呼ばれる髪形で過ごし、お座敷では「黒髪」という舞を舞います。 さっこう時期の舞妓が横に座ったら、熱いお茶を前に置いて「ワシの祝いや、まあ、お飲み」と言っていじめます。お歯黒は蝋ですから、熱いお茶を飲むと溶けて流れてしまうんですね。 勿論、毎日の様には通えませんが、ホームバーのカウンターに座って水割りを舐めながら、他のお客が呼んだ舞妓を物珍しげに眺めるだけなら、スナックへ行くよりは高めですが大差はありません。 都をどりと温習会の切符は、家族分だけもらって、みんなで楽しんでしまいましょう。をどりの後は、夫婦連れ添ってお茶屋へお邪魔するのも良いものです。 奥方からしても、普段、亭主が呑んでいる場所を見れると安心するらしいですし、貧乏人は綺麗どころとはお話すらできない事を強調しておくと、くだらない疑惑も無くなるというものです。 「こんな雰囲気いいな」とか、「こんな人になりたいな」といった事を一度は感じた事があるのではないでしょうか。 ちょっと思うだけなら、そうなる努力をしない事が多いのですが、凄く思った場合は、少しぐらいの努力はするものです。 まず、それにふれてみるのが良いですね。どんなものなのか間近に感じてみる事です。そうすれば何かが見えてきます。 その場の雰囲気は、その場にいる人が作っている事が多いのですが、お茶屋のそれもお客が醸し出すオーラの様なものでできている様です。 同じ事を違う人が話すと、話す人によって感じ方が違った物になりがちですが、たとえ私が一字一句違わず彼等と同じ事を話したとしても、あの場の雰囲気は保てないでしょう。 こうして、このページを読んでいただけるのも何かの縁ですし、このページ以外にも沢山のサイトが見つかった事と思います。 私の拙い文章では、祇園の良さの少しも表現できないのがもどかしいのですが、これを読んで「祇園へ行ってみようかな?」と感じた奇特な方がおられれば嬉しいかぎりです。 その気持ちが薄れないうちに、ぜひ祇園へ行く努力をしてください。その努力のヒントは、このページの中に書いたつもりです。 |
[ 529] 高木浩光@自宅の日記 - 「リンクお断りは普通」と人の心に種を蒔くAC
[引用サイト] http://takagi-hiromitsu.jp/diary//20060921.html
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また、本サイトをリンク先とするサイトであっても、そのサイトを運営する個人・団体との特別な関係は無いとともに、 これは電話で問い合わせるのが効果的と予想されるケース*1なので電話した(19日午前)。直接「ホームページ担当」の方とお話しすることができた。メモを取りながら話した。やり取りは概ね以下のようになった。既に他からも電話があったのか、あるいは、スラッシュドットで話題にされていることを知らされていたのか、会話の途中で何度も、「こういうのは良くないということでしょうか?ご意見をお聞かせください」と割り込まれた。このような場合、意見の結論だけ言っても問題の根本が理解されないまま、「批判が多い」とかいう多数決的な判断しかされないという懸念があるので、意見を述べるという電話方法は効果的でない。質問をして先方の考え方を確認するという方法がよい。幸い、真剣に質問に答えてくださる相手だったので、予定通りに話は進んだ。 AC: こちらの掲載しているコンテンツの関係で、1年ごとに展開しているものは年間の契約という形での掲載であるため、こちらのホームページ上の掲載も契約をしている関係でコンテンツがかわっていくということがございまして、基本的にはお断り申し上げているわけです。おそらくおっしゃりたいのは、こういう方針はよくないというご指摘なんだと思いますが、どういった点がご不満でございましょうか。ご意見をお聞かせください。 AC: こちらと関係している場合、たとえばそのー、広告と関連している方々、会員会社の場合はリンクを張っていただくこともございますが。 私: 「年間の契約という掲載であるため」とのことですが、契約期間が過ぎると閲覧できないようになるんですよね。そちらがそのように削除なりなさるんすよね? AC: ……リンクをしていただいている方との連絡もできませんので、こちらで把握している方とのリンク以外はお断りしているところです。 私: たとえば、私がそちらのコンテンツにリンクしてですね、契約期間が過ぎてですね、見えなくなったとか、場所が変わったとかあってもですね、べつに、連絡いただきたいとは思わないのですが。 AC: そういう方もいらっしゃるでしょうし、そうでない方も。今までの経験から、ご迷惑がかからないような形をとっているのです。 私: 通常、色々なところへリンクしたときに、連絡なんてもらったことがありませんし、それが普通だと思うのですが。リンク先がなくなると苦情がくるんですか? AC: 私どもの内部的な情報ですので、お伝えできることとできないことがあります。問題があるということでしたらぜひご意見を頂戴したいのですが。 私: 意見を言うつもりはありません。質問にお答え頂ければ、あとはご自身の頭で考えていただくことでおのずと結論がでるはずですので。それで、何のためにWebサイトを公開しているのですか? AC: 間違って言ってしまいました。リンクを想定してWebを公開しているわけではないということです。 私: リンクを想定していないというのはわかりましたが、何のために公開しているのかと尋ねているのです。見て欲しいからじゃないんですか? 私: では、私がですね、私の個人サイトに検索ページを設けてですね、検索結果からリンクするのは、それはかまわないんですか? AC: 検索という形であれば問題ないということになります。固定的にリンクされるわけではないのですし、閲覧した方がそちらのサイト上の検索エンジンを使われて公共広告機構というキーワードでつかわれて検索された場合には、こちらのほうに検索としてあがってくるだろうということをおっしゃっているのでしょうが、検索エンジンという機能を否定するわけではないので、否定するものではありません。 AC: そうですね、まー、検索エンジンを想定しておりませんでしたので。リンクフリーといった場合は、通常あるようなサイト上のページの、固定して常時URLを飛べるようにしていることを考えているわけでして、そういうことを想定しているだけですので。 私: でも、検索エンジンの結果からそちらへリンクされているのは、まさにリンクですよ。書かないんですか?というのが質問です。 私: リンクしてあったものがある日消える不便さと、そそもそもリンクできないことの不便さと、どっちが大きいですか? AC: リンクフリーにするか、許可願いを出していただく方法にするかということは検討しました。当方の人員が不足していることもあり許可制にするのは難しいということで、現在はそのような判断をしています。 私: 検索でトップページはみつかるかもしれません。では、「これが面白いからみんな見てよ」と紹介したい場合にどうすればよいんでしょうか。それを教えてください。 AC: リンク設定をする場合に特定のページに直接リンクするということは、基本的には断られているホームページが多いと思いますが 私: 例えば、「人のココロにタネをまく。」という作品がありますが、このコンテンツを人に紹介したいとき、どうすればよいですか? 私: 「メインメニューの中のキャンペーンの中のキャンペーン概要の中の本年度自主キャンペーン全国の中にあるよ」と紹介しなければならないのですね。その前にトップページを紹介しなければいけないんですが、どうやって? AC: ご指摘の意味がちゃんとわかってきました。URLを伝えるということ自体がリンクを意味するということですよね。 AC: そうなってしまうことになります。そうですね。口頭であれ、URLは周知のことであれ、リンクボタンは同じことということですね。ご指摘はよく理解できたと思いますので、社内で検討させていただきます。 私: 個別のコンテンツにリンクすることはまかりならんとあるのだから、「公共広告機構で検索して、トップページのメインメニューの中のキャンペーンの中のキャンペーン概要の中の本年度自主キャンペーン全国の中にあるよ」と言わないといけない? 私: ところで、どういう理由でリンクをお断りとなさっているのか、先ほどうかがったところでは、リンク先がなくなるかもしれないから、そのとき連絡できないからとのことでしたが、それは変ですね。トップページがなくなることはないのですから、トップページへのリンクもお断りとしているのは、他に理由があるのでは? 私: でもいろいろ書いてありますね。「当機構の活動等を誹謗中傷、信用を毀損するおそれがあるサイト」とか「公序良俗に反する内容を含んだサイト」からのリンクを特に固くお断りとしていますね。 AC: まったく別の意味合いで、作品が別の文脈の中で紹介されてしまうことで、キャンペーン作品自体の意味が変わってしまうというのは、できればこのメッセージは私たちの考えているように発信したいと考えているので、できれば避けたい。こちらのお願いでして、法律はありませんので、お願いです。 AC: いえ、そうではなく、あ、そうではなく、それを言ってしまうと難しい問題になってしまうと思いますが、できればそういった方向に持って行きたい。 私: リンクしなくても、先ほどのように「メインメニューの中のキャンペーンの中のキャンペーン概要の中の」と言って、「面白いのがあるから見て」と紹介することはできちゃうわけですよ。「違う文脈」の中で紹介できるわけですよ。 私: リンクがあるないは関係ないわけです。「本サイトの紹介は原則お断りします」というのが本当の意図なのではありませんか? 私: まだ他に理由があるのではないですか。「本サイトをリンク先とするサイトであっても、そのサイトを運営する個人・団体との特別な関係は無いとともに、当該サイトを公共広告機構が推奨するものでもありません」と書いてあるわけです。これが理由じゃないんですか? AC: 似たような活動をされている団体もございますから、考え方の同じでない団体からリンクされた場合に、利用されてしまうということもあります。違法な活動をしているところからはご遠慮いただきたい。 私: では、リンクをしないで、「公共広告機構」という文を書くだけだったらいいですか?よその団体にですね、いろいろな団体の名前がなんとなく書いてあって、そこに「公共広告機構」の名前が文字でですね、書かれていると。それはいいんですか? 私: そうでしょう。インターネット以前に従来のパンフレットとかでも、そういう誤解を招くような記述があれば、やめてもらうよう指摘してきたんですよね? それと同じですよね? 「本団体と関係のあるかのような記述をしないでください」と書けばいいんじゃないですか? 私: リンクについては何も書かなくてよい。にもかかわらず、なぜかあなた方は書いている。その理由はなんですかと聞いているだけです。あなた方の本当の願いは何ですか? 私: 本当の願いをズバリ書くのと、リンクを禁止することで間接的に願いを実現するのと、どっちでもいいということなのかもしれませんが、リンクが禁止されてしまうと不便なわけですね。善良な人達に不便をかけてまでそちらを選択するのですか? 「相互リンク」と思わず口走る ―― リンクといえば相互リンクのこととしか思い浮かばない担当者というのがいる。そのような担当者は、リンク集のようなページから勝手にリンクされたくないと考えてしまう。役所や某公的研究所のように、自分達は信用度が高くなくてはならないと思っているところがそのような発想をする。それが言いたいのなら、「リンク集からリンクしないで」という規約にすることもできるだろう。あるいは、「相互リンクお願いします」みたいな依頼メールが来たときに、断るのに嫌な思いをしたということがあるかもしれない。そんなのは単に無視すればよいだけなのに、まじめに扱おうとする事務員が、事前にお断りしておきたいがために「リンクはお断り」としてしまう。相互リンクが嫌なら、「相互リンクのお申し出はお断りしています」と書けばよい。以前はそういうことを書いているところもあったが、最近は当たり前すぎて恥ずかしいので書かないようになってきている。 自分はリンクしたことがない ―― どうやって知人に紹介しますかと問い詰めると、「ああ」とやっと何か気づいたらしいという今回の結果。サイト作りに携わったIT担当者でも、自サイト内で閉じたコンテンツしか作っていなければ、素人同然のままということもある。 「リンクフリーにするか検討した」という ―― 「リンクフリー」「リンク許可制」「リンクお断り」の3つの選択肢が世の中にはあって、運営者はどれにするかまず決めるものだ、と先方は思っていたらしい。許可制は対応できないので不採用、リンクフリーは責任をもてないから不採用、消去法で「リンクお断り」と事務的に決められているっぽい。そもそも「リンクフリー」などという言葉が存在するのが有害だ。「当サイトはリンクフリーです」などと書いているサイトがあると、「うちはリンクフリーにはしない」という発想を誘発してしまう。「当サイトはリンクフリーです」という記述を絶滅させることが次のステップとして必要だ。 「ディープリンクを禁止しているサイトが多い」という認識 ―― かつて新聞社の大半がそうした規約を掲げていた。それが、「そうするのが当たり前なのだ」、「皆がやっているのだからうちもやるよ」という感覚を生じさせているのだろう。新聞社がそうしていたのは経済的利益の都合という別の理由があったわけで、公共広告機構には不必要な理由であるにもかかわらず、規約だけが真似される。 その他、「リンクされると関係があると思われると思ってらっしゃるということですか?」の部分は、もう少し質問を続けたかったのだが、先方はそこまで考えていない様子だったので続けられなかった。つまり、よそのサイトに単に「公共広告機構」と文字を書かれることと、リンク付きで書かれることには違いがあって、「リンクされているからには関係があるのだろう」と読者が思ってしまうことを避けたいという考え方がある可能性について追求したかった。 もしリンク許可制が当然な世の中になると、それこそ「リンクされているからには関係があるはずだ」と読者が思う世の中になるだろう。そのような世の中は、詐欺師達にとって都合のよい世界だ。許可をとらずに勝手にリンクすれば読者がそれを信じてくれる。 過去から現在までの常識では、「リンクされているからといって関係があるとは限らない」と読者は考えるべきであり、その常識を維持するためには、リンク許可制が拡大することをくい止めなくてはならない。 以前、ある組織に対してそれを言ったところ、「読者は皆が高木さんのように詳しいわけじゃない。リンクがあるだけで関係があると思ってしまう人もいるんですよ。」という返事だったが、それを懸念して自分のサイトをリンク許可制にするのは、短期的な都合でしかなく、長期的には自分の首も絞めることになる。そこまでわかっていながら、それでもなお、「リンク許可制が当然な世の中になるのはまずいが、今のところそれは大勢ではないので、うちのサイトだけ許可制にしても問題ない。」などとするのは、エゴ丸出しの身勝手な行為だ。 *1 これまでのいくつかの事例と比べると、最高裁判所の事例は、電話しろとされていたので、皆でその通り従うだけで問題が理解されるという特殊事例だった。電通の事例は、たぶん電話してもまともに取り合ってもらえない。岡山県警と栃木県警の事例は、電話しても会話のできる人につなげてもらえないと予想する。北国銀行の事例は、「不正競争防止法違反になるとのことだが何条違反ですか?」と尋ねただけで一発で解決した(実際に電話した)という紹介するまでもない特殊事例。北九州市と仙台市の教育委員会の事例は、電話しても会話が成り立たないと予想する。 前半は非常に痛快な興味深い事例の紹介なのだが。 「リンクフリー」「リンク許可制」「リンクお断り」の3つの選択肢が世の中にはあって、運営者はどれにするかまず決めるものだ、と先方は思っていたらしい。許可制は対応できないので不採用、リンクフリーは責任をもてないか 高木浩光@自宅の日記 - 「リンクお断りは普通」と人の心に種を蒔くAC 公共広告機構のサイトに「リンクお断り」と書かれていた事について電話で問い合わせた方の書いた記事。リンク禁止がサイトの宣伝に逆効果で非常に不便を被ることを、ちゃんと相手に考えさせながらうま 先日、公共広告機構がリンクすんなと主張している件で/.jpに着火とか書いたが、電凸した人がその様子を書いてあるページを発見。こういうリンク・アレルギーは、ペーパーメディア的思考から生まれてるんじゃないか。とか、ウェブ担当者がウェブリテラシーを持っているとは.. 仮にも「公共」とか「広告」とか名の付く機構で、公共も広告も否定するような リンクポリシーを書いてしまうのは一種の笑い話である。... 高木浩光氏のツッコミが冴えわたり、非常に面白い読み物になっている。 トラックバックに相手の承諾が必要? (すらど) そりゃまあ、不思議にもおもいますよね。 普通トラックバックで承諾が必要だなんて聞いたこともありません。 でも、世の中変わった方がいらっしゃるようで、常識であるかのごときご発言には少々驚きを隠せません。 ひょっとすると、リンク切れを起こしていたとき、リンク先にクレームをつける人がいるのかなぁ、と思ってみたり。 高木浩光@自宅の日記 - 「リンクお断りは普通」と人の心に種を蒔くAC うーん。 まあ、ブルース芸人の犬井ひろしが叫ぶ分には面白いのだけど、大真面目にハナから自由なもんを、まるで奴隷が人権を勝ち取ったかのような主張はウザイというより滑稽。 公的な機関や、影響力のある組織がリンク禁止してると、乗り込んでリンク禁止のポリシー... こういう内容のブログを紹介する際に、そこに辿り着いた経緯が どうしても思い出せないというのが、本当に申し訳ない限りですが それを理由に「あきらめる」という選択肢が浮かばないほどに 貴重かつ、秀逸な考察だと思うので。 「リンクお断りは普通」と人の心に種を蒔.. |
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